今月のおすすめ漢方:花粉症についてのお話

花粉症の方には、つらい季節となってきました。
今年初めて鼻水や目のかゆみなどの症状が出る方も少なくないかもしれません。
漢方薬では、花粉症の症状に合わせて、鼻づまりに「葛根湯(かっこんとう)」、
くしゃみ・鼻水に「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」、
冷えの強い方には「麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)」などが使われます。
西洋薬の抗アレルギー剤とちがって、眠くならないのが大きな特徴です。
症状のひどい方は抗アレルギー剤と一緒に使用することで症状が改善する場合もあります。